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本学校は、生命の尊厳と個人の尊重、倫理観を基盤とし、看護の対象である人間に対する理解と共感ができる豊かな人間性をもった看護専門職業人を育成する。科学的根拠に基づいた知識、技術、思考力、判断力、創造力を用い看護の対象に対して安全な看護が実践できる看護実践能力の育成を目指す。また専門職業人として自己啓発に努め、社会の変化に対応した看護が実践できるよう生涯をとおして学び続ける基礎的能力を育成する。
本学校は、独立行政法人国立病院機構附属の看護学校であり、国立病院機構が担う政策医療に対する看護実践の基礎的能力を育成する。特に、主たる実習施設である母体病院は、政策医療分野のうち重症心身障害、神経・筋疾患、呼吸器疾患、循環器疾患の基幹及び消化器疾患、整形外科も合わせた専門医療施設としての機能を持っている。従って重症心身障害者や慢性疾患を持ちながら生活している人々との関わりを通して、人間としての尊厳や健康の意義を学び、さらにその人の機能が十分に発揮できその人らしく生活できるよう支援するための看護実践能力を育成する。
中世から続いているドイツの小都市、ローテンブルグ市の病院に入る城門に、
「歩みいるものに やすらぎをPAX INTRANTIBVS
去り行く人に幸せを」SALVS EXEVNTIBVS
と云う言葉が刻まれています。愛媛医療センターの目指す医療を表しているとして前学校長でもある西村名誉院長が紹介され、大切にしている言葉です。我が看護学校の母体は結核医療の中心的役割を果たしてきた旧国立療養所時代に遡ります。満足な医療も出来なかった時代に死に直面した患者さんの最後を看取ってきた先輩達の歴史が今でも生かされています。
医療は日々進歩しており、看護師として学ぶべき点も増え、内容も高度になっています。当校では新しい医療についていける知識・技能を学び続けることができる看護師としての基礎的能力を学んでもらいます。
医療が高度専門化するほど、こころの面を忘れがちになります。当校で学ぶみなさんには療養所時代からの良き看護の精神を受け継いでくれることを願っています。 看護の実習を通じて看護の基本、やさしさと思いやりの看護を是非学び取ってください。
看護師として必要な知識及び技術を教授し、独立行政法人国立病院機構及び社会に貢献し得る有能な人材を育成する。
学校名 | 独立行政法人国立病院機構 愛媛医療センター附属看護学校 |
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学校長 | 岩田 猛 |
所在地 | 〒791-0281 愛媛県東温市見奈良1545-1 交通アクセス |
TEL/FAX | TEL:(089)990-1830 / FAX:(089)964-4934 |
学校沿革 |
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