1階病棟
脳神経内科では、主に神経難病(筋萎縮性側索硬化症や多系統萎縮症、パーキンソン病)のレスパイト入院を中心に受け入れを行っています。レスパイト入院とは、介護休暇目的の入院で入院期間中ご家族には体を休めて頂き、長期に渡る在宅療養を支える体制です。患者さんには、日常生活援助を中心に全身状態の評価、リハビリテーション、内服調整など個別性に応じた援助を医療チームで提供しています。また、退院前には在宅での生活の質が維持できるように、患者さん・ご家族・在宅療養を支えるスタッフとの合同カンファレンスを開催しています。難病を抱える患者さんとご家族の苦労や悩みは多く、少しでも寄り添うことができるように日々頑張っています。
ポストNICUは、高度の医療ケアを必要とする患児が健康管理をしながら退院後の療養の場(在宅 又は施設入所)を選択して移行するまでの準備を支援する中間施設としての役割を担っています。他の施設と連携をとり入院前からカンファレンスを行い、患者さん・ご家族にとってよりよい選択ができるよう準備をすすめています。入院後は医療中心の生活と並行して成長発達を目指し、医師・看護師・療育指導室・リハビリスタッフが協働してかかわっています。また、在宅で介護されている保護者の方が病気や休養、旅行などの理由で介護ができない時に、一時的に入所できるショートステイも行っています。